REPORT 現地レポート

SAGAアリーナで前日練習「熊本地震があったからこそ九州出身の選手が活躍することに意味がある」黒川虎徹選手

2026年8月8日

 8月9日(日)、10日(月)に開催される『日本生命カップ2026(佐賀大会)』(以下 日本生命カップ)へ向け、男子日本代表はSAGAアリーナで前日練習を行いました。モンゴル代表の印象について、桶谷大ヘッドコーチは「近年かなり力をつけてきており、フィジカルが相当強いチームです。前回の(FIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア地区予選)Window3では、韓国のフィジカルに対して苦戦し、ターンオーバーを17本記録し、そこから22失点しました。日本全体の課題として取り組まないといけないです」と気を引き締めます。

 8月末に迫るFIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア地区予選 Window4では、これまで日本代表で活躍してきたベテラン選手たちが中心となることが予想されますが、桶谷大ヘッドコーチも、吉本泰輔アシスタントコーチも「コンピート(競争)」させ、日本代表全体の底上げを期待しています。

「若い選手たちですが、チャンスをつかめば今後のWindow4にも出られる力があるメンバーだと思っています。正直、この佐賀大会を私自身はメチャクチャ期待しています。彼らがハングリーさを持って、Window4メンバーに噛みつくぐらいのメンタリティーを持ってプレーして欲しいです。逆に、時間が流れたら自分たちの世代になるわけではないので、若いうちからつかみに行って欲しい。コート上で年齢差は関係ない。奪いにきて欲しいです」(桶谷大ヘッドコーチ)

 2024年2月、FIBAアジアカップ予選のグアム戦で日本代表デビューを飾った川島悠翔選手(シアトル大学)。シアトル大学での2年間を振り返り、「なかなか試合に出られない日々が続いたので、試合勘が戻っているのか自分でもあまり分かっていません。明日は自分のできることをしっかり出せるように準備していきたいです」と話し、日の丸をつけて日本で試合ができる明日を楽しみにしていました。来年のFIBAバスケットボール ワールドカップ2027、2年後のロサンゼルス2028オリンピックを目標とし、「メンバーに入るために、しっかり将来を見据えて取り組んでいます」と意欲を見せ、この機会でしっかりアピールすることでチャンスをつかみに行きます。

2021年には16歳の飛び級でFIBA U19バスケットボール ワールドカップに出場した川島選手。当時のメンバーである小川 敦也選手 (宇都宮ブレックス)、ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手 (東京サンロッカーズ)、山﨑 一渉選手 (東京サンロッカーズ)とふたたび同じチームで試合ができることにも喜びを感じていました。

 川島選手は福岡大学附属大濠高校、ハーパージュニア選手は福岡第一高校出身、長崎県出身の黒川虎徹選手 (アルティーリ千葉)など九州に縁のある選手も多い今回のメンバー。佐賀県開催の今大会へ向け、黒川選手は「ファンが近いアリーナなので一体感があり、赤く染まるホームゲームは楽しみです。長崎出身なので、家族など身近な人も多く来ると思うので、よりがんばらなければいけないです」と気合いを込めます。175cmのポイントガードは、「ペイントタッチやスピードでアドバンテージを作ることはできると思うので、小さいなりの良さを生かしていきたいです」と黒川選手は述べ、得点力でもアピールします。

 7月28日に発生した令和8年熊本地震を受けて開催される今大会だからこそ、「やっぱり九州出身の選手が活躍することに意味があると思っています」と黒川選手のモチベーションは高く、『バスケで日本を元気』にします。今大会時は入口付近で募金活動を実施します。皆さまよりお預かりした温かいご支援は公益財団法人日本財団を通じて、被災された方々への支援及び復興に役立てていただくために寄附を行います。

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