【GAME2】日本 75-57 モンゴル「後半で見せたプレーを常に最初からできるようにしていきたい」ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手
2026年8月11日
SAGAアリーナで開催された『日本生命カップ2026(佐賀大会)』(以下 日本生命カップ)モンゴル代表とのGAME2。昨日の敗戦を糧とし、ステップアップした姿を見せた男子日本代表は75-57で勝利し、1勝1敗で今大会を終えました。昨日の試合後、桶谷大ヘッドコーチは「正直に言ってソフトだった」と選手たちに伝えたそうです。FIBAバスケットボール ワールドカップ2019、東京2020オリンピックへ出場し、最高峰の舞台を知るシェーファー アヴィ幸樹選手も、「昨日のフィルムを見て自分自身にも言えることでしたし、それはすごく感じました。日本代表としてプレーする以上は気持ちの面からしっかり出していこうと今日の試合に入りました」。劣勢に立たされる場面もありましたが、「ハードにプレーし続けることができ、それが最終的にディフェンスから流れを作り、強度も高かったと思います」と勝因を挙げます。

ジャン・ローレンス・ハーパージュニア選手は「最初からみんながディフェンスでアグレッシブに、ファウルを恐れずにプレーすることができました」と述べ、桶谷ヘッドコーチの指摘に対して修正します。ハーパージュニア選手のプレーがチームの士気を高めていたとともに、「(高島)紳司はアグレッシブなディフェンスから、その流れで2連続3ポイントシュートを決めたり、自分がルーズボールを取った後にテツ(黒川虎徹選手)がしっかり得点につなげてくれたり、ピック&ロールではアヴィがしっかりダイブしたり、本当にみんなそれぞれの役割を果たしたからこそ勝てたと思っています」と続け、第4クォーターは27-3と一方的な展開となりました。ハーパージュニア選手自身も11点、7リバウンド、6アシストで勝利に貢献します。
「後半で見せたプレーを常に最初からできるようにしていきたいです」とハーパージュニア選手は話し、良いイメージを持って次へ向かいます。シェーファー選手もこの成功体験を通じ、「自分たちのアイデンティティーとして、どういうバスケをしたいのかを見つける2戦でした。最後にようやくディフェンスから走ることをあらためてみんなが理解でき、その意味でもすごく大きい試合だったと思います」とチームの方向性が見えました。

小川敦也選手、黒川選手、ハーパージュニア選手の3ガードを同時に起用した時間帯は、「誰もがボールをプッシュでき、誰もがピック&ロールをできてシュートも打てる。ペースを上げる意図でしたが、うまくはまりました」と吉本泰輔アシスタントコーチの戦術が功を奏します。黒川選手も3ガードに対して、「機動力が出て、誰が出てもディフェンスでプレッシャーをかけることができ、たとえミスマッチになってもローテーションでカバーできることが武器になっていました」と特徴を理解した上での連係プレーが新たな武器とします。
このメンバーを吉本泰輔ヘッドコーチが率いて『第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)』に臨みます。また、今大会までの強化活動を評価し、8月末にはじまる『FIBAバスケットボール ワールドカップ2027 アジア最終予選 Window4』に向け、このメンバーから追加招集することを桶谷ヘッドコーチは言及しました。日本代表復帰または初選出となる選手のいずれが台頭するのか。2つのチームで競争意識を持たせながら日本全体の底上げを担います。

